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技術紹介

技術紹介
プラスチック製品も曲げ・溶接・切削・変形などあらゆる加工ができることをご存知でしょうか。
既存のパイプや板を使用し、安価な木型や塩ビ型などを用いることで、高価な成型金型によるコストを抑えることが可能です。
当社では、21,000種類もの製品に対応し、開発段階から試作品の開発にもご協力させていただきます。
協和化工では、お客様のご期待に添えるよう邁進しています。
職人の豊富で確かな加工技術
職人の豊富で確かな加工技術

加熱技術

プラスチックは熱を加えることでやわらかくなりますが、ここにも技術が隠れています。

プラスチック素材も生まれたときの形状に戻ろうとする残留応力をもっています。
加工した製品はこの残留応力によって、扁平、ひずみ、変形が時間経過とともに発生します。
加工にはこの戻ろうとする力を打ち消す技術が必要です。

アニール加工

アニール加工前
加工前
パイプの一部を切断すると応力により切断幅より狭まってしまいます。
アニール加工後
加工後
切段前のパイプに「アニール加工を行うことで、応力を抑え、一定幅に保つことができます。

板加工

板加工
加熱することで板を変形させることができます。

型による成形のほか、折り曲げやパイプ形状も作ることができ、変化自在の加工が可能です。

スリーブ加工・しぼり加工

スリーブ加工・しぼり加工
パイプの口径を大きくしたり、小さくしたり、市販のサイズに無い口径に変化させることができます。

ボス加工

ボス加工
パイプの中間に分岐部を作ることができます。
一体成形により、パイプ本来の性能や外観を損なわない加工です。

曲げ加工

曲げ加工
パイプを加熱して曲げたときに発生する扁平を抑制するために、内側に砂・ゴム・エアー等を入れて曲げることができます。

ブロー加工

ブロー加工
パイプを膨らませることができます。
材料を溶かして膨らませるダイレクトブローとプリフォームを膨らませるペット成形などなど、一般的に膨らませる加工方法は多量のロットに適したつくり方です。
当社では、市販のパイプを膨らませることで小ロットに適応した加工ができます。

接着・溶接加工

接合加工
板やパイプを溶接や接着することができます。
金属と同じようにプラスチックも溶接することができます。
また、プラスチック素材の特性に合った接着加工ができます。
これらの接合加工により、市販素材や市販成形品をはじめ、上記の加工品を接合することでいろいろな組み合わせが可能です。

融着加工

プラスチックには接着できない素材があります。プラントなどの配管に使用されるオレフィン系樹脂がそうです。
当社ではPE、PB、PVDFなどの素材管の融着加工ができます。
融着加工

FRP加工

FRP(Fiber Reinforced Plastics)加工ができます。
不飽和ポリエステル樹脂を強化芯(ガラス)に含浸させ、強化することで軽くて強度の高い製品ができます。
当社ではハンドレイアップ製法、注型製法、RTM製法の他、溶接部分のFPR補強も可能です。
FRP加工
FRP加工
FRP加工
FRP加工
FRP加工
FRP加工

切削加工

切削加工
NC旋盤・フライスなどで切削加工ができます。
円筒形のワークだけでなく、固定治具を工夫して異形品の加工も可能です。また、恒温室で加工しますので、温度による寸法変化の大きな素材も精密切削が可能です。
協力会社とのネットワークの構築
協力会社とのネットワークの構築
協力会社とのネットワークの構築
当社にも不得意な加工はあります。
しかし、多種多様なお客様のご要望にお答えするために、創業60年以上の歴史の中で、多種方面の製造会社との協力体制をもっています。
まずはご相談ください。
また、加工工程ごとに複数の製造会社と開発を進めようとお考えのお客様、当社の加工ネットワークをぜひご検討ください。
その他の販売品
その他の販売品
その他の販売品
プラスチック素材(パイプ・板)の販売
プラスチック継手・部品(市販品)の販売
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